【キングスマン:ゴールデンサークル】

【あらすじ】

世界最強のスパイ機関「キングスマン」で働くエグジーはある日、謎の機関ゴールデンサークルにより本拠地を破壊され、大切な仲間も殺されてしまいます。生き残ったエグジーとマーリンでゴールデンサークルの行方を追います。そして突き止めたゴールデンサークルは、世界中の麻薬使用者を人質に恐ろしい陰謀を企てていました。




【感想(ネタバレあり)】

キングスマン1を見てなかったので内容についていけるかなと心配でしたが、1を見てなくても楽しめる内容でした。(所々1で起きた事などが2と繋がっているようでしたが。)

アクションシーンはテンポよく画面の動きが独特でした。スパイ映画という事でもっとシリアスな感じかと思いましたが、登場人物がすっごく真面目な顔してるのに「ええ!?笑」と言うような、クスッと笑ってしまうようなコメディ感もあってとても楽しめました。

なので物理的にありえないような事もコメディ感でありえるようなストーリーになっていたので見せ方がうまいなぁと感じました。

気になる点としては、あんなにドラッグ使用者がいるんだ!?という点と、確かにドラッグ使用が禁じられているのに何故か一方的に大統領が悪者になっている点でした。(私の理解力が足りなくて他にも原因があったのかもしれませんが...😅

確かに大勢の人間がドラッグにより死んでしまうのに何もせずはいかがなものかと思いますが、法を破って危険なドラッグに市民が手を出していたのも事実です。まあ、先に助けて、後で罰(逮捕)を与えるなどの方法もあるのではと思いましたが。ドラッグ使用者が被害者になっているような点が違和感を感じました。ドラッグって自分だけではなく、時として周りをトラブルに巻き込んでしまう可能性もありますしね...。

見た感じ、ドラッグが日常的に手に入りやすいもの、不安感や疲労感を軽減するためにドラッグに手を出してしまった人たちが大勢いるという現実がこのストーリーの中では表されているように感じました。