【女神の見えざる手】

【あらすじ】

大手ロビー会社にロビイストとして勤めていたエリザベスは、会社から銃の所持を支持する仕事を持ちかけられます。己の信念とは違うやり方の仕事を断り、銃の所持を反対する子会社に移籍して自らの信念に従って社会を相手に戦っていきます。
 
 
【感想(ネタバレあり)】
アメリカにおける政治がらみのお話で見る前は難しいかな?と思いましたが、最後まで飽きずに見ることができました。
周りから負け戦だと言われていた戦いに、仲間を利用してまで勝とうとする姿勢に恐ろしい人だと感じていましたが....。自分自身を武器にして仲間を欺き最後にとっておきの切り札を使って逆転した時は、つい「おお!」と手を叩いてしまいました。あれほどまでに何かに「勝とう」と思った事が私自身の人生であったでしょうか...😖
やり方も容赦ないですが、政治家たちの地位と名誉のために本当の意見が握りつぶされる、そう言ったアメリカの闇を払拭するためには非道にならなければならない事もあるのだと思いました。正論だけでは通じない事って世の中には沢山ありますもんね...。キャッチコピーである「毒で正す」という言葉がぴったり当てはまっていたと思います。